外来種問題
外来種問題!
それは、僕らのようなトラウティストに関わらず、全国で問題になっていることです。
釣りをやっている方なら誰もがご存知だと思いますが、ニジマス、ブラウントラウトは外来種であります。
外来魚に関しては、ほかに沢山日本にいますが、この2種類の魚を自分はよく釣っていますので、クローズアップさせていただきます。
今から100年以上前に国外から
釣りや食用、レジャー産業の一種を担う魚として日本に持ち込まれました。
ニジマスは食べても美味しい、釣っても面白いと人気の魚です。ブラウンに関しても大きく成長しモンスターブラウンを狙って日々、釣りをしてる方も沢山いますし自分も楽しんでいます。
この2種類は、外来種リスト【ブルーリスト】に載っています。(2018年現在)
日本の生態系を崩す生物として名が上がっています。
ある人から、
「ニジマスやブラウンを釣ってリリースするのは、最低な行為だ、出来るだけキャッチ&イートした方が良い」と言われたことがあります。
要は、駆除した方が良いとのことです。
日本の在来種であるヤマメ、イワナ、イトウ等はニジマスやブラウントラウトの勢力に負けて、住処を奪われた分布域が縮小しているのは明らかです。
でも人間が人間の為の利益や欲望のために日本に持ち込み、100年以上も生き続けて日本の生態系の一部となってしまったこの魚たちを、自分はただ駆除すれば良いとは思いません。
ニジマス、ブラウンを駆除すれば守られる命もありますが、この2種がいなくなることで崩れてしまう生態系も沢山あることが昨今の研究で明らかになっています。(この話は論文などで出ているのですが、長くなるので省略します〕
自分が釣りを楽しんでいたところに別の魚が居つき
と考えてる人もいるかもしれないですが、悪いのは人です。
命は平等だと思います><
だからアングラーは、色んな意味で魚に敬意を持って、ごめんなさいとありがとうという気持ちをしっかり持って釣りをしなければなりません。
って元々在来種であふれていた河川が外来種で埋め尽くされてしまった経験を持つ方たちにとっては
ある意味一番手っ取り早く筋の通ったやり方なのかもしれませんが
これってどうなのかなぁと。
このニジマスやブラウンの擁護派、駆除派の意見に偏ることなく、生命の多様性を実現していくことが一番重要なのではないのでしょうか。
命を守る方向で!
と思うのですがとても難しい話になってきますね。。。。
釣りをやる人は考えてしまうこの問題。
あなたはどう思いますか^_^